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【ヒューマンデザイン】ライトアングルとレフトアングルの「メタ認知」能力

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大阪出張から戻って4日間でリーディングレポートを4本作成。今日も午前中に1本仕上げた後、午後から買い物に。ちょっと「メタ認知」に関する本が読みたくなって、軽めの新書を一冊買ってカフェドクリエで読書タイム。さすがに肌寒くなってきたので、ホットココアが美味しい季節になりましたね。

メタ認知」とは、ざっくり言うと、思考内に「もうひとりの自分」を持ち、自分自身や他人を客観視して、状況を適切に判断する知的能力のこと。多角的な視点、複眼的な思考とも言えますが、心に余裕が無かったり、感情によってその認知能力が阻害されるという点では、ヒューマンデザインで言うところのマインド(思考)にも通じる話だなと。

ヒューマンデザインも、7年間かけて条件付けを外し、本来の自分を取り戻し、不健康(Not Self)なマインドを正常な機能に戻す、というのが大テーマになっています。そして「客観的なマインド」と言う意味では、パーソナリティ=マインドが6番ラインの、6/2、6/3が、「メタ認知」的な客観性を目指す生き方になるのでしょう。

創始者ラーは、ライトアングル(プロファイル1/3、1/4、2/4、2/5、3/5、3/6、4/6)について「自分のことに夢中になって失敗する」と言っていますが、これ結局、ライトアングルはメタ認知能力が弱い、ということなのでしょう。ライトアングルは、自分のやりたいことをやるために生まれて来たのですが、自分がそれをやったらどうなるか、周囲の人たちがどう反応するかという、まさにメタ視点が弱いかなと思います。まあ、あえて周囲の反応とか考えずに、やりたいことをやって失敗し、それによって後天的にメタ認知能力を高めていく、というイメージでしょうか。最初からメタ認知能力が高かったら、失敗もすべて避けてしまうし、それはそれでつまらない人生かなと。

しかしNot Selfのライトアングルは、レフトアングルの僕から見ると『いや、あなた、それがやりたいのは分かるけど、それやったらどうなるか考えてないでしょ? 状況が見えてないでしょ? 止めといた方がいいのに』と言いたくなりますし、実際に自爆するような結果になっています。やれやれ。

レフトアングル(5/1、5/2、6/2、6/3)は「ライトアングルの失敗を宣伝する」役割ですので、そういったNot Selfのライトアングルの失敗を観察して『ああいうことをしちゃだめだよ』と言うワケです。

そう考えるとメタ認知能力の高いレフトアングルの方が有利に思えますが、一概にそうとも言えません。特に6/2、6/3は、29歳頃まで3/2、3/3として機能しますし、若い頃はメタ認知能力も低く、ライトアングルのように失敗し、そこから30代、40代で客観的なメタ認知能力を養えるかどうかが鍵になります。しかしNot Selfの6/2、6/3が、そのような失敗や苦労をしていなかったり、客観性を養っていないと、単なる脳天気な楽観主義者になると言われています。つまり自分や周囲を客観視できないまま、6番ラインとして意識や視座だけ高くなり『私が一番上だ、私が一番優秀だ』と言い出すと。

恐らく、子供の頃から認知能力が高く、一貫しているのは、5/1、5/2だけでしょう。パーソナリティが5番ラインなら、幼い頃から周囲を気遣うこともできるかなと。

しかしメタ認知能力が高い反面、創始者ラーも『5番ラインは被害妄想(パラノイア)だ』とよく言っていますが、周囲のあれこれを想定しすぎて『私がこうしたら、あの人からこう思われるかもしれない』というメタ思考に囚われる可能性もあります。

そんな5/1、5/2からライトアングルを見れば『あの人たちは、周囲のことも気にせず、やりたいようにやれて良いなあ。私には無理だなあ』と感じるでしょう。そう考えると、5/1や5/2のように気疲れすることなく、やりたいことに(時に無謀に)挑戦できるライトアングルの方が気楽で良いかもしれませんね。

そしてジャクスタポジションの4/1は、そのどちらでもありませんから、ライトアングルのように失敗することもなく、レフトアングルのように宣伝することもなく、パーソナリティの4番ラインという、ほどほどなメタ認知能力を活かせるかなと。ただ、4番ラインは「聞いた話をすぐ信じ込む」性質もあり、創始者ラーも『ジャクスタも時々間違える』と言っていますので、たまにメタ認知にしくじるんでしょうね。

 

そのようにプロファイルやアングル、パーソナリティのラインに関して、「メタ認知能力の高さ」という観点で考えてみると、考察が深まるかなと思います。

ヒューマンデザインは「占星術、チャクラ、カバラ易経」の四大知識の総合体と言われますが、他にもこういった認知心理学や、ユング心理学、シュタイナーの神智学といったさまざまな知識や学問との共通性も見つけていくと面白いですよね。

 

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