※2025年6月22日～24日 鹿児島市にてリーディングを募集します。
本日5月27日12:02、双子座新月となりました。25日には土星が牡羊座に入り、26日には水星が双子座に入りと、星回りの動きも多い新月ですね。
そんな今回の新月をヒューマンデザインのホロスコープ(マンダラ)上で見てみると、月と太陽は、16番ゲート「スキル・熱中」にあります。ここは職人肌的に技能(スキル)を磨き、熟練の道へと向かうゲートですが、ある意味「区別(Distinction)」のゲートでもあります。なぜならスキルを磨こうと思ったら、まず最初は、巧みな技術を持った先生からそれを学んだり、模倣する必要がありますよね。となると『あの先生の技術は素晴らしい』『あの先生は下手だ』と区別する必要があるわけです。技術的に下手な先生から学んだり、下手な先生を真似しても、スキルアップにはなりませんからね。
さらに今回の新月は、16.1「自分は、このスキルを身につけられると夢想する」です。誰でもそうだと思いますが、何か技能を学ぼうとする時って、まずそのスキルを身につけられると思い込むんですよね。しかし▼「自分は、このスキルを身につけられると妄想する」場合もあるわけで、実際、熟練の域に達するかどうかは定かではありません。
しかしこの新月に引っ張られ過ぎると『あの先生から習えば、自分もスキルが身につくだろう』と思い込んだものの、実は技術的に低レベルな先生でガッカリ……となったりするわけです。また今回の新月のNot Selfは「それが必要だと思い込み、特に熱意も無いままに決断してしまう」です。その技能が必要だと思い込んで、なんとなく高額な授業料を払ったのに全然スキルが身につかなかった、なんてことにもなるでしょう。なにしろ論理的なスキルアップにはお金がかかるので、余計な散財をする可能性もあるわけです。
さらに先日からつながり続けている25-51「イニシエーション」「通過儀礼のショックに耐え、虚空に飛び込む勇気」チャネルも今回の新月図に含まれています。たとえば、その技能を身につけられると思い込んでいたけれど、自分にはそんな才能は無かったと気づいたら、それは魂を傷つけられるようなショックですよね。あるいは、自分が師事していた先生が、実は低レベルな人だったと気づいてもショックでしょう。
しかしそのショックに耐えれば、今までいた低レベルな場所を飛び出し、人生ステージが上がって、もっと自分に適したスキルと出会ったり、より高いスキルを持った先生と出会えるかもしれません。
ところが悪くすると『私はこのスキルを身につけられる』『あの先生から教わればスキルがもっと上達する』という妄想に囚われ、間違った意味でイニシエーションの勇気を蛮勇的に発揮し、低レベルな世界に飛び込んでしまう可能性もあるのでご注意ください。
ちなみに牡羊座入りしたばかりの土星が、新月直前の今朝04:58に、25.3「無垢に行動しても成功するとは限らない」▼「不運によって無垢さが失われると、最悪の場合、自殺や犯罪に走る」に入りました。この『スキルが身につかなかった』『低レベルな先生を選んでしまった』という結末も、人によっては魂を削られるような大ダメージになるかもしれませんね。特にそのスキルを磨くために、沢山お金をかけたり、長い時間を費やしてしまった場合には、ダメージも増してしまうでしょう。そのショックに耐えられるかどうか、次のステージに飛び込めるかどうかも、重要ですね……
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